最近、模様替えをした際にDJ機材のメンテナンスをしてたんですが、その時ふとDJミキサーを買い替えたくなったので、色々調べてみました。それを備忘録としてまとめたいと思います(多分記憶の経年劣化で忘れていくので、覚えているうちに)そんなわけで家~現場レベルでDJをする人間が使うのにイイ具合のミキサーを色々考察してみました。ちなみに前提として、PCソフトウェアでのコントロール想定なのでベスタックスとかヒップホップな感じはプレイスタイルに合わなかったので今回は入れてません。あくまで現場主義視点とお考えください。

目次

  現状の機材  

  新ミキサーの条件

  DVS観点での考察

  検討機材

  結論

 

 

 

    現状の機材

BEHRINGER ( ベリンガー ) / DJX750

言わずと知れた誰もが一度は通る(?)初心者の味方べリンガーDJX750です。家に機材をそろえたいと数年前に思った時、ターンテーブルと一緒に間に合わせで購入したミキサーですが、機材然として家で使用するには不満もなかったためずっと使用してきています。確かUSEDで5,000円くらいです。今だと下手すると2,000円とかで買えるようです。

ちなみにそれ以外の機材は以下となっています。

・Technics SL-1200MK5×2

・Pioneer CDJ350×2

ターンテーブルとCDJがあるので4チャンネルのミキサーの方が楽だなぁ、でも安いのがいいなぁという観点からの落とし所です。なお、細々とした機能はお値段なりです。

 

 

  新ミキサーの条件

新しいミキサーを選ぶ際に何を求めているかは人によって違うと思うので私が意識していた部分を挙げておきます。

各音域のレスポンス(音域をキルできるか)・フェーダーの加減(現場然)

オーディオインターフェース(以降AI)機能があるか

音質

エフェクト機能

チャンネル数・設定チャンネルバランス

どれも大事だと思うのですが、私の優先順位は上からこんな感じです。音質が一番でないのは、さすがに今使っているものより悪くなることはまぁないんじゃなかろうかという考えからです。

 

 

  DVS観点での考察

さて、私の機材はTRAKTOR SCRATCH PRO2なのでDVSの観点からrekordbox、serato目線のお話も少ししようかと思います。ミキサー選びの参考にしてもらえる場合もあるかもしれません。

 

AI(サウンドカードとも言うらしい)機能についてこの記事を書くまで知らなかったのですが、全てのDJソフト(TRAKTOR,Serato,rekordbox)のDVSに対応しているものは少なく、ほとんどはいずれかのDJソフトウェアに対応しているものだと理解してもらうのが良いです(DJM-900 Nexus2のみ上記3種DVSに対応)また、DVS非対応のソフトでもAI機能だけは使用できる場合が多い様です。(要は音は流せるけどバイナル機能は使用できない)ちなみにコントローラの場合、AIはほぼ不要なので活躍の場はあまりないと思いますが…(そもそもミキサーがいらないか)なお、それぞれのDVSに対応するミキサーは以下な感じ。

  TRAKTOR
→DJM-900Nexus2,Nexus,DJM-850,TRAKTOR Z2

  Serato
→DJM-900Nexus2,DJM-900SRT,DJM-S9,あとRANE系。

  Rekordbox
→DJM-900Nexus2,Nexus,DJM-750,DJM-450,DJM-250MK2…

 

Pioneerは直近の2つのミキサーをrekordboxのDVSのみ対応+ソフト抱き合わせ販売というマイクロソフトのエクセル商法を取り入れてきたため今後新しいソフトで対応されるのはクラブスタンダードのモデルのみになっていくかもしれません。(その意味でDJM900Nexus2は最大公倍数となるかもしれません)

※追記
Seratoはソフトウェアに課金することで非対応のミキサーのサウンドカードも使用できるみたいです。

 

 

  検討機材

それでは実際にどんなミキサーを検討した(している)のか具体的に挙げていこうかと思います。

  DJM-900 Nexus

定価250,000万くらい(中古150,000円くらい)割とすぐ買える。

①最高(ほとんどの現場がこれなので)
②TRAKTORとrekordboxのDVS対応
③最高(ここまで必要?)
④十分(ここまで必要?)
⑤4チャンネルRCA・ PHONO

 

現在Nexus2も出ていますが大箱でもスタンダードとなるレベルの最高品質機材。価格も最高レベル。rekordboxユーザーは特に相性はもちろん、私の様なTRAKTORユーザーにとってもAIの役目もしてくれるので最高。コストが合えば迷わず導入すべきですが、家用でここまで必要は多分ない。

ちなみにDJM-900Nexus2との見分け方は、縦フェーダーの上にCUE以外にもう1つ「BEAT FX」のボタンがついていること、左上のUSB接続口が2つあることです。

 

  DJM-450

定価70,000円くらい(中古も同じくらい)弾数少なめ。

①充分(DJM-900の家用って感じ)
②rekordboxのDVS対応
③充分
④充分(ここまで必要?)
⑤2チャンネルRCA・ PHONO

 

2016年に発売したばかりの新しいミキサー。DJM-900の家用という位置づけで作られたっぽい。実際性能的には充分かと。2チャンネルなんでCDJ・ターンテーブルの切り替えだけ不便かも、でもプラスでスイッチャー買ってもNexusよりはお安め。

    
    

個人的には、最初これにしようと思ったんですけどAIがTRAKTORのDVSには対応してないのでなんとなくやめました。あとまだ値崩れもしていない。

 

  DJM-250MK2

定価40,000円くらい(中古も同様)まだ弾数少なめ。

①充分(Pioneer最新のミキサー)
②rekordboxのDVS対応
③充分
④フィルターのみ。スクラッチしやすそう。
⑤2チャンネルRCA・ PHONO

 

2017年に発売されたPioneer最新モデルのミキサーです。余計なエフェクトを省いてコストカットを図ったモデルという感じ。相変わらずDVSはrekordboxのみなので私的にはこれも除外。余計なボタンとかないのでスクラッチはとてもしやすそう。お値段もリーズナブルだし、家使いにはちょうどいいのはわかります。

 

  DJM-S9

定価200,000円くらい(中古150,000円くらい)弾数少なめ。

①最高(DJM-900と同等レベルっぽい)
②SeratoのDVS対応
③最高(家でここまで必要なのかは置いておいて)
④充分(スクラッチやり込みにはもってこいです)
⑤2チャンネルRCA・ PHONO。ターンテーブル特化型。

 

たまに中古市場に現れては150,000円くらいでさらっと売れていくモデル。Pioneerが出したSerato特化型のモデルで、スクラッチするSerato使いが持ってるのをみます(DJM-900SRTよりもSerato特化ですね)。CUEボタンも手元に充実しており、コントーラいらずなので捗りそうです。

 

  DJM-850

中古100,000円くらい。弾数少なめ。

①充分(モデルは若干古めですが未だにクラブユースされてます)
②TRAKTORのDVS対応
③充分
④充分。DJM-900の機能がいくつかないって感じ。
⑤4チャンネルRCA・ PHONO

 

地味に初めてPioneerでTRAKTORのDVSのAI対応したミキサー。多分。モデルは古目ですが今でもクラブで見るので音質・機能的には充分な感じです。4チャンネル&TORAKTORのDVS対応なのでコスパ的に割と欲しいです。ただし、弾数が少ないので謎の強気価格設定の場合あり。ちなみにDJM-750はrekordboxのDVSのみ対応です。

 

  DJM-400

中古30,000円くらい。弾数多め。

①充分
②なし
③充分
④充分
⑤2チャンネルRCA・ PHONO

 

多分家ユースを想定したエントリー用モデルで価格も安価。DJ始めました〜やめましたの人から人へ中古で回されてるっぽいモデル。基本的な機能は付いていて、ぶっちゃけこれでもいい。でもさ、これ買うくらいなら買い換えなくて良くない?っていう話もある。

 

  TRAKTOR Z2

中古40,000円くらい。弾数少なめ。

①Pioneer慣れてると多少違うという意見も。
②TRAKTORのDVS対応
③充分
④十分(家でここまで必要なのかは置いておいて)
⑤2チャンネルRCA・ PHONO

 

TRAKTORが出してるミキサー。なのでTRAKTORのDVSに対応してます。現場ではまず出会わないので選択肢に入らず。デザインとかはS9に近いスクラッチャーモデルって感じ。

 

  結論

いろいろ見て書きましたが、まず自分の中で優先順位がないと決め手に欠けるなって感じ。音質なんてスピーカーでも変わるし、突き詰めたい人は興味あった機材は買ってみて合わなければ中古で売るくらいのフレキシブルさがないと難しいと思いました。それが面倒ならDVSのAI機能の有無、チャンネル数といったスペック/コスパでの決定が妥当(この時点で決めきれていないので自分に言い聞かせてる)。でもベリンガーもノブでのキルができないこと以外は、別に不便ないよ?

 

個人的には、DJM-450がTRAKTOR DVSに対応していれば買いなんですがそのあたりPioneerの戦略が見て取れます。そしてその前にCUEポイントのシームレスな移行に対応してくれって感じです。これを言うと関係者は目を背けますが。

 

結果として決めきれず、引き続き検討中です。

でも勉強になったので良しとします。私の場合は機材と環境で練習のモチベーションがめちゃくちゃ左右されるのでそのうちいいヤツを買うと思いますが、そこはコスパと相談です。中古市場を見るにDJM-900が100,000円以内、もしくはDJM-850が80,000円で買えるたらハッピーかなって感じ。

    
カテゴリー: DJ

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